日本の社会保障制度についての特徴を挙げる。一つは国民皆保険、皆年金体制、つまりすべての国民の年金、医療、介護をカバーしているということである。このことにより国民は保険証一枚で「誰でも、いつでも、どこでも」医療を受けることができ、また高齢期の生活も保障されている。二つ目の特徴は社会保険方式に公費も投入し、「保険料」と「税」の組み合わせにより財政運営されているということである。「社会保険方式」とは加入者が保険料を拠出し、それに応じて給付を受けるという方式のことである。日本の社会保険の財源は約60%が保険料、約30%が公費、約10%が資産収入等で、保険料中心の構成となっている。公費負担によって保険料負担を軽減することにより、保険集団としてのまとまり、つまり相互扶助、社会連帯をつくる側面がある。 以上が日本の社会保障制度の特徴である。国民全体で支え合う仕組みとなっていることがわかる。問題点としては、少子化により人口のバランスが崩れ財源が苦しくなってしまうということだ。これを解決するためには税金を増やすことはやむを得ない。また、無駄を省くために一部を民営化するのも一つの手だと考えられる。いずれにせよ、時代の変化と共に状況も変わっていくので、その時代にあった制度を導入していくことが大切だと考えられる。
薬学部 一年 林月穂
社会保障制度は、バランスがとても難しい問題です。多い税収で高い福祉を受けるか、少ない税収で低い福祉を受けるか、極端に言うと、そのようになってしまいます。
ReplyDeleteスウェーデンは、高福祉で有名な国ですね。医療、年金、教育、保育などさまざまな面で、国がサポートしてくれるそうです。その中で、私が興味深いと思うのは、教育と保育です。
学生は、手厚いサポートを受けられます。こちらのディスカッションでは「教育は、一番重要であり、教育制度が国を左右する。」という意見が出ました。スウェーデンの福祉制度に賛成の意見です。
しかし、一方で、何不自由ない学生生活、誰でも進学できる環境によって、学生の勉学意欲の低下も問題になっています。私はその話を聞いたとき、以前モンゴルで、大学の授業風景を見せて頂いたときのことを思い出しました。実験道具も揃っておらず、何かをコピーしたものを綴じた、読みにくい教科書で、一生懸命勉学に励む学生の姿です。
保育においては、育児休暇や資金援助が充実しているとのことです。父親も育児休暇を取ることが一般的で、両親で子育てをする、という環境が根付いているようです。スウェーデンでは、一人でベビーカーを押すお父さんの姿を、本当によく見かけますし、男でも家事をするのは当たり前とのこと。また、少し話がずれますが、最近の若者は日ごろから、男でも、お菓子をよく作ったりするそうで、「日本では、男は甘いものが好きでも、それを恥ずかしがったりする人も多くいるそうだね。『オトメン』というアニメを見ました(笑)日本の男は、かわいそう。」と笑っていました。ジェンダーの問題でも、スウェーデンは進んでいることがよく分かりますね。